2022/11/11

いつ転職活動を始めるのがおすすめ?
平均期間やベストな時期をご解説

こんにちは。
採用センター 株式会社アロネットです。

本記事では、「転職したいけど、いつ始めたらいいんだろう?」「転職活動にはどのくらい時間がかかるのか知りたい」「転職活動は在職中と退職後、どちらに始めるのがスムース?」と悩んでいる方に向けて、以下の内容をご紹介します。

 
・転職活動を始めるおすすめの時期
・在職中と離職後、どちらのタイミングで転職活動をするのがベスト?


ご自身が転職を始めるのにベストなタイミングが分かります。
初めて転職される方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

  

転職活動はいつから始めるべき?

転職活動を始める時期は人によって違います。まずは転職活動にかかる平均的な期間を把握しましょう。次にご自身の転職理由や状況に合わせて時期を考えてみましょう。
 

転職活動にかかる平均期間は?

転職活動にかかる平均期間は、3ヵ月~6ヵ月と言われています。
一般的には「自己分析」「企業分析(情報収集)」「書類作成(履歴書・職務経歴書)」に約2週間、「応募」「面接」に約2ヵ月、「内定・退職にあたっての引継ぎ」に1ヵ月半程かかると言われています。

人により、現在の業務量や転職にあたって重視する条件が異なるため、自分はどの過程にどのくらい時間がかかりそうか考えながら計画を立てましょう。

 

慎重な人は在職中に転職活動を始める

今の仕事に何らかの不満を持ちつつも、本当に辞めてしまって大丈夫か心配な方は、在職中に転職活動を始めましょう。

転職するとしたらどのような条件が良いのかイメージしたり、転職活動にかかる時間や労力、どんな未来が理想かを考えたり、調べてみるとよいでしょう。

今の会社に留まった場合と比較するなど、転職後を想像してみるのも転職活動の第一歩です。

 

すぐに退職したい人は離職後に転職活動を始める

何らかの事情で、今すぐ会社を辞めたいという場合もあるでしょう。
今の会社に在籍し続けることが精神的に辛いと感じている場合や、仕事が忙しすぎる場合転職活動にエネルギーを注ぐことが難しくなります。

ストレスから解放され、新たな気持ちで将来を模索するために、退職後に転職活動を始めるのも一案です。

在職中に転職活動を始めるメリット・デメリット

それでは在職中に転職活動を始めるメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?メリットを3つ、デメリットを4つご紹介します。
 

メリット

在職中に転職活動を始めるメリットは3つあります。
・収入が途絶えることなくじっくり転職先を検討できる。
・在職中の人脈を生かして転職先を検討することができる。
・現職に留まりたいと思ったら転職活動を辞めることができる。


最大のメリットは収入面での安心です。今の生活を保ちつつ、転職活動がうまく行かなかったときの保険として現職を継続できるよさがあります。
慎重派の人、現職を継続する道も可能性として残しておきたい人に向いています。

また、現職の取引先などでよい転職先がみつかる場合もあるでしょう。現職で築いた人脈を辿って転職活動を進めることができるかもしれません。

 

デメリット

在職中に転職活動を始めるデメリットは4つあります。
・転職活動の時間を確保しにくい。
・転職先の希望する時期に入社できない可能性があり、採用を見送られることもある。
・面接日の調整が難しく、転職活動が長期化しがち。
・転職活動の長期化に伴い、モチベーションの維持が難しい。


最大のデメリットは転職活動に充てることのできる時間が短いことです。それにより様々なデメリットが発生します。

現職の業務が少ない場合や、時間の融通が利く場合はデメリットをカバーできるかもしれません。

 
 

離職後に転職活動を始めるメリット・デメリット

次に、離職後に転職活動を始めるメリット・デメリットにはどのようなものがあるでしょうか?メリットとデメリットをそれぞれ3つずつご紹介します。
 

メリット

 離職後に転職活動を始めるメリットは3つあります。
・時間に余裕があり、転職活動に集中できる。
・内定後、即出勤ができる。
・失業給付申請ができる。


最大のメリットは時間があり、転職活動を最優先にスケジュールを組むことができることです。
また金銭面でも、失業保険に加入しているとハローワークに失業給付を申請できます。
給付されるまでに時間がかかることもありますので問い合わせて確認しましょう。

 

デメリット

離職後に転職活動を始めるデメリットは3つあります。
・収入がない中、転職活動をすることになる。
・希望する条件に当てはまらず、前職に戻りたくても戻れない。
・転職活動が長期化すると焦りが出て、転職先を妥協してしまう可能性がある。


退職しているため収入面でのリスクはあります。
しかし現職を続ける意思がない場合は、保険として道を残す必要もありませんし、転職活動前のリフレッシュに時間を使うことも可能です。

おすすめの転職時期は?

ここまではご自身の状況を元にした転職活動時期をご紹介してきました。ここからは採用を行う企業の視点から、おすすめの転職活動時期をご紹介します。
 

4月入社に合わせた転職活動

通常の中途採用は一年中、企業が人材を求めるタイミングで行います。しかし、第二新卒者(最終学歴の卒業後3年以内の人)については、2月3月に内定者の数値が若干伸びています。「doda資料より 月別 転職者1,000人当たりの第二新卒者の人数(2016~2018年度平均)」第二新卒が転職しやすいタイミングはいつ?~新卒何年目、何月、有利な時期ってあるの?~ |転職ならdoda(デューダ)

企業が4月からの新年度入社に向けて採用を強化していることが伺えます。また、第二新卒者は新卒採用の4月入社と研修を1本化するために1月に採用を強化する傾向も見られます。

 

求人の増える2月~3月と8月~9月

一般的に4月と10月の組織編成を見込んで、2-3月、8-9月に求人が増える傾向があります。しかし職種や業種によって繁忙期が異なるため、需要が高まる時期はまちまちです。

希望する業界の繁忙期をあらかじめ調べ、転職時期を見極める必要があります。「厚生労働省 職業別一般職業紹介状況 令和4年8月分)」
一般職業紹介状況(令和4年8月分)について  | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)によると、逆に募集が落ち着くのは10月~12月で、新規求人数が少ない傾向にあります。

まとめ

転職活動を始める時期は、それぞれの状況や目指す職種・業界により異なることがお判りいただけたかと思います。
また、現在の仕事を保険として残しておきたいかどうか、ご自身の体力や転職活動に割ける時間など、様々な要素により転職活動を始めるベストなタイミングは異なります。

転職には大変なエネルギーが必要ですが、在りたい姿や近づきたい世界に近づくチャンスです。
今のお仕事に違和感を抱いているようでしたら、ぜひ勇気を出して一歩を踏み出してみてくださいね

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